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地震で倒れなかった家5つのポイント|耐震等級3は効果あり?
地震はいつ起こるか分かりません。
「まさか、自分の家に被害が及ぶことはないだろう」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、近年では地震の発生頻度が高まっており、いつどこで起こるか予測不能です。
特に、家を建てる予定の方や、住んでいる家の耐震性を高めたいと考えている方は、地震への備えをしっかりと行うことが大切です。
この記事では、地震に強い家を建てるための5つの具体的なポイントをご紹介します。
地震で倒れなかった家の特徴
地震で倒れなかった家は、耐震・制震・免震の構造に取り組んでいたという共通点があります。
1: 耐震構造
耐震構造は、地震の揺れに耐えるように、建物の骨組みを強化した構造です。
壁や柱を丈夫にすることで、地震の力を分散させ、倒壊を防ぐ効果があります。
2: 制震構造
制震構造は、地震の揺れを吸収する仕組みを取り入れた構造です。
建物に設置された制震ダンパーが、地震のエネルギーを吸収することで、揺れを軽減します。
3: 免震構造
免震構造は、建物と地盤を隔離することで、地震の揺れを直接建物に伝えないようにした構造です。
建物と地盤の間に設置された免震装置が、地震の揺れを吸収し、建物を守ります。
地震に強い家を実現する「5つのポイント」
地震に強い家を建てるためには、耐震等級3を取得したり、強固な地盤の土地を選択したりするなど、5つの重要なポイントがあります。
1: 耐震等級3を取得する
耐震等級は、建物の耐震性能を表す指標です。
耐震等級3は、震度6強~7クラスの地震に対して倒壊しない強度を持つ、耐震等級1の1.5倍の強度を有する住まいです。
耐震等級3を取得することで、地震による倒壊のリスクを大幅に減らすことができます。
2: 強固な地盤の土地を選択する
地震の揺れは、地盤の性質によって大きく影響を受けます。
軟弱地盤は、地震の揺れによって液状化が発生する可能性があり、建物の倒壊につながる危険性があります。
そのため、家を建てる際には、地盤調査を行い、強固な地盤の土地を選択することが大切です。
3: 隣家と一定の距離を保つ
隣家が倒壊した場合、その影響で自家の建物も被害を受ける可能性があります。
隣家との距離を十分に確保することで、倒壊による被害を最小限に抑えることができます。
4: シロアリ対策を適切に行う
シロアリは、建物の木材を食い荒らす害虫です。
シロアリに木材を食い荒らされてしまうと、建物の強度が低下し、地震に耐えられなくなってしまう可能性があります。
新築時だけでなく、定期的にシロアリ対策を行うことで、地震に強い家を維持することができます。
5: 地震保険に加入する
地震保険は、地震による被害を補償する保険です。
地震保険に加入することで、地震によって家が壊れてしまった場合、経済的な負担を軽減することができます。
まとめ
地震に強い家を建てるためには、耐震・制震・免震の構造を理解し、耐震等級3を取得したり、強固な地盤の土地を選択したりするなど、5つのポイントを意識することが重要です。
これらのポイントを踏まえ、地震に強い住まいを実現することで、家族の安全を守ることができます。
地震はいつ起こるか分かりません。
この記事を参考に、地震への備えをしっかりと行い、安心安全な暮らしを実現しましょう。
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